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よくある質問
FAQ
   

Q.建物の保証期間はどのくらいですか?

「鉄骨の構造耐力保証」、「屋根の構造・雨漏り・穴明き保証」、「外壁の構造・雨漏り・穴明き保証」、の3つの保証があり、それぞれ10年間の保証期間を設けています。
   

Q.耐火建築物と準耐火建築物の違いは?

耐火建築物は、火災に対して燃えにくいだけではなく、隣家からの延焼を防止し、火熱のための変形や倒壊しないような構造が求められているのに対して、準耐火建築物は、延焼速度を遅くして市街地の防火に役立てるような構造が求められています。これは、建築物の用途・規模・地域により決められています。
   

Q.大変軽い建物というのは本当ですか?

本当です。倉庫・工場専科のシステム建築は在来鉄骨工法と比べ、雪荷重が短期の一般地域では建物に占める鉄骨の重さが60%程度と非常に軽量にできます。高張力鋼材を使用していることも軽量化の理由の一つですが、その他にも随所に軽くするための工夫をしています。
第1は、在来鉄骨工法は柱や梁材に製鉄所で製造されたH形やI形の均一な断面にロール成型された鋼材を用いています。柱や梁に用いる場合、大きな力を受ける部分に対して耐えうるようなH形やI形の部材を選びますが、力のあまり掛かっていない部分にも同じ断面の部材が使われることになってしまいます。人間で言えば贅肉が沢山ついていることと同じです。倉庫・工場専科のシステム建築では、この贅肉となる無駄を徹底的に省くため、かかる力に即した断面となるように断面変化をさせた部材(テーパーフレーム)を採用しています。このテーパーフレームの採用が軽量化を図れる大きな理由の一つです。
第2は、母屋材(屋根を支える部材)と胴縁材(外壁を支える部材)に板厚1.6mm~3.2mmと薄く背の高い(216mm)部材を使用し、母屋材はZ形の形状のものを用いることで連続した梁として使用できることがその次の理由です。
第3は、桁行(建物の長て方向)方向に働く地震や風の力をブレース(筋かい)で処理していることです。
第4は、鉄骨の継ぎ手にエンドプレートタイプの接合方式を採用し、部材数を減らしていることです。
第5は、外装材で鉄骨の変形を抑える等、倉庫・工場専科のシステム建築独自の計算方法により様々な軽量化に対する工夫がされています。
倉庫・工場専科のシステム建築はこれらの工夫により在来鉄骨工法では不可能な軽量建物を実現しています。
また、「建物を軽くすること=地震に強い」ことを意味します。
   

Q.鉄を主体に作られているようですが、断熱性はありますか?

木やコンクリートと比べると鉄はよく熱を伝える材料であるため、そのまま使用した場合、建物内部は他の材料で造られた建物より断熱性能は劣ってしまいます。建物に侵入する熱の70%は屋根から入るため、屋根部に対して様々な工夫をすると飛躍的に断熱性能を向上させることができます。
倉庫・工場専科のシステム建築では、まず降り注いでくる太陽熱を銀色のガルバリウム鋼板(亜鉛とアルミニウムの合金めっき鋼板)で反射させます。次に屋根鋼板を通過した熱はその下に敷き込んだYマット(厚さ50mmまたは100mmのガラス繊維マット)で防ぎます。Yマットを敷き込むことで断熱性能は10.6倍にまで上がります。さらに建物の断熱性能を上げる場合には外壁の裏にYマットを敷き込む工法や、サンドイッチパネル(フラットヴァンド等)の外壁を使用するとより効果的です。
   

Q.低コストなのに断熱性が優れているのはなぜですか?

建物に侵入してくる熱の70%が屋根から入ります。この部分に非常に安価で断熱効果の高いYマットを使用することで低コストでも断熱性能の高い建物を造ることができます。Yマットは鋼板だけの屋根と比べるとその断熱性能(*1)は10.6倍にも上がります。一方で在来鉄骨工法では、一般的に折板屋根が用いられます。この折板屋根下に断熱材を入れる場合、構造的に母屋の間隔が広いためにYマットのようなマット状の断熱材を敷き込むことが困難です。また、折版屋根は山高も大きいので、屋根材とマットの密着ができず、効果的な断熱性能を得ることは難しいと言えます。
*1:熱還流率による性能評価。熱還流率とは断熱材の内側と外側との温度差による評価単位です。
   

Q.鋼板の屋根なので温度で伸びたり縮んだりして大丈夫ですか?

一般的に屋根材が鋼板であれば温度変化で伸びたり縮んだりします。伸縮時の力は屋根材を通し、母屋(屋根を支える部材)に止めているファスナー(留め[締め]金具)材との間に伝わり、孔の拡大、亀裂、あるいはファスナーの断裂を引き起こし、雨もりの原因になることはあり得ます。
そのため倉庫・工場専科のシステム建築では、以下により伸縮の影響を低減しています。
(1) 屋根材と母屋の間に吊り子を設け、温度で屋根材が伸縮した場合にスライドできる方式のPXルーフ、PWルーフ65、あるいはSSルーフ、SSダブルルーフを使用します。
(2) 伸縮量の影響が小さいスペースMAX・ラピッドハウスや下屋・庇部においては屋根材を直接、母屋にファスナー(留め「締め」金具)で止める方式のPリブルーフを使用しています。
   

Q.普通の建物よりも早く建てられるというのは本当ですか?

在来の鉄骨造の場合、設計が完了してから材料手配を行い、入材後に部材の製作を開始します。倉庫・工場専科システム建築の場合は全ての部材が標準化されているため、使用する材料をある一定の種類に抑えることができます。そのため、全ての材料を予めストックすることが可能となり、材料手配から入荷するまでの時間のロスがありません。また、鉄骨から屋根・外壁材までを一貫生産する工場を有することで極めて効率的な生産体制が取れることから、短工期での生産を可能としています。
さらに、現場施工においても在来工法であれば様々な、細部にわたる打合せを行いますが、倉庫・工場専科の場合、標準化が進んでいることから現場での打合せが不要となり、現場の時間を大幅に短縮することができます。このようなことから、全体として工事期間を短縮することができるのです。
   

Q.雨漏りはしませんか?

倉庫・工場専科システム建築では、屋根・外壁の取り付けに防水性能の高い専用ファスナーを使用しており、雨漏りに非常に強くなっています。さらに、屋根・外壁からの雨漏りについて10年間の保証をしています。
   

Q.システム建築とはどのような建物ですか?

建築物を構成する部材や納まりを徹底的に標準化することで、作業効率の向上を図り、建築生産プロセスをシステム化した工業化製品です。始まりは、第二次大戦中にアメリカ軍が採用した「かまぼこ型兵舎」です。当時の兵舎は大量生産ができ、組立・解体が容易であるということが求められたため、複数の部材の標準化が進められ、これが「システム建築」として成長してきました。
システムとは、複数の構成要素を組織・体系化することによって目的のために規則的に結合させた集合体と考えることができます。
現代ではシステム建築の”システム”はコンピュータ化と広義の意味で置き換えてもよいとおもわれます。
   

Q.システム建築はスレートの屋根や外壁に対応できますか?

残念ながら屋根・外壁材にスレートを使用することはできません。 倉庫・工場専科の採用しているシステム建築は、鉄骨と屋根・外壁材とそれらを支える母屋材(屋根を支える部材)、建具類などが全て標準化されており、その設計と納まりがあらかじめ設定されてます。そのため、スレートのような外装材を屋根・外壁に使用する場合にはシステム建築の部品類を使用することができません。
   

Q.システム建築は増改築に対応できますか?

倉庫・工場専科の採用しているシステム建築で施工された建物であれば問題なく対応可能です。また、倉庫・工場専科のシステム建築で施工されていない建物でも、増築前の(既設)建物と増築部とを完全に分離した構造とし、外壁や屋根のみを接続させることにより増改築が可能となります。詳しくは当社の営業担当までご連絡ください。
   

Q.システム建築はクレーン付や冷蔵庫などの建物は建てられますか?

もちろんクレーン付や冷蔵倉庫などの建物にも対応できます。
クレーンつきの場合は、吊り荷重10tまでを標準(最大30t)としていますが、これを超える場合でも十分対応できますので、当社の営業担当までご一報ください。
また、倉庫・工場専科のシステム建築では標準クレーン(1.0t、2.0t、2.8t、4.8t)付タイプをご用意していますので、建築物と一緒に低価格でご提供できます。
さらに、冷蔵倉庫や冷凍倉庫を包み込む建物もご提供できます。この場合、倉庫・工場専科のシステム建築では内柱が標準ですが、外柱にすることもできますので、当社の営業担当にご相談ください。
   

Q.システム建築とプレハブ建築は、どこが違うのですか?

システム建築は、個別の建物毎に一定の約束事に従って設計と製作を進めていく本格的な建築物です。一方、プレハブ建築は、あらかじめ設計・製作が完了している部材を組み合わせた建築物です。システム建築は、コンピューターの飛躍的な処理能力の向上と共に、高度な構造設計が可能となり、プレハブ建築にはないクレーンの設置など設計の自由度を拡大して来ました。また製造技術においてもコンピュータによる生産データの処理能力の向上と、製造・管理までの一元化を進めたことにより、極めて高精度な部材および建築物の製作を可能にしています。システム建築は、経済性、高強度、短納期を実現させたことで、プレハブ建築はもとより在来工法も越える建築物と言えます。
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